30代独身派遣社員の副業ブログ

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ブログは副業としておすすめしない?3年やっている現役ブロガーがぶっちゃける

コロナ禍を機に副業ブームがきてから、様々な副業が取り上げられるようになった。

ブログもその中の1つで、僕もよく「ブログって副業としてどうなの?」と質問される。

しかし、この質問には一言で回答するのが難しい。

そこで本記事ではこの点について、3年間ブロガーをやっている立場からぶっちゃけていきたい。

安易にはおすすめできない

ブログを副業でやることについては、「本当にやる気があるならやった方がいい」というのが僕の答えだ。

ただ、間違っても安易におすすめできるものではない。

調べればすぐ分かることだけれど、ブログは手間も時間もかかる。

それなのに、どれくらいやればいくら稼げるのか、実際にやってみなければ分からない。

努力しても報われるとは限らないというリスクを抱えているのだ。

だから楽観的な気持ちで始めてもまず上手くいかない。

これがブログを副業で安易におすすめできない最大の理由である。

ブログを副業としてやっていける人

昔から言われていることだが、ブログは始めて1年未満で辞める人が非常に多い。

前述の通り手間も時間もかかるのに、それに見合う成果が出るか分からないのだから、無理もないだろう。

では逆に、どんな人であれば辞めずにやっていけるのか。

統計を取ったわけではないが、僕がこれまで見てきた限りでは、以下の条件に当てはまる人だ。

インドアで友達が少ない

偏見と言われても仕方ないが、ブログは陽キャだと長続きしない。

基本的に1人で黙々とやることになるので、外でみんなとワイワイするようなタイプには向いていない。

また、空き時間や休日も作業にあてることになるが、友達が多いと誘いがあってそれどころではなくなる。

インドアで友達が少なく、1人で何かやるのが苦にならない方が、ブログをやるにはいいのだ。

コツコツ真面目に積み重ねられる

ブログは地味な作業をひたすらやることになる。

誰に褒められることもなく、毎日パソコンに向き合わなければならない。

だからそういう日々を送ることが苦手な人は、ブログには向いていない。

「閃きとセンスで結果を出したい!」と思っても、よほどの天才でもない限り無理だ。

少しずつコツコツと積み重ねられるタイプの方が、挫折せずやっていくことができる。

プライドが高くない

ブログの世界は単純ではない。

誰がいつどのような形で成功するかは、誰にも分からない。

自分より後に始めた人が、自分より収益を出せるようになり追い抜かれることだってザラだ。

だからプライドが高い人は長続きしない。

「自分の方が絶対に優れている」なんて思っていても、現実はそうではないギャップに耐えられなくなる。

下を見ても上を見てもキリがないので、自分は自分だとやっていけるくらいでないと厳しい。

コスパにこだわっていない

ブログはコスパにこだわると絶対に続かない。

良くも悪くもマイペースで、コスパなんて二の次という感覚が必要だ。

最近は何かとコスパを重視する人が多いが、そういう人はブログはやらない方がいい。

「ブログを楽しんでやれてるからそれでいいや」という人であれば、長く続けられるだろう。

ブログを副業としてやって良かったこと

ブログを副業でやることは、安易におすすめできないとお話した。

しかし、やってみて良かったこともあるのでご紹介したい。

自分の力だけで稼げることが分かった

日本社会では、未だ多くの人が会社に勤めて、会社から給料をもらっている。

しかしブログは、自分だけで運営しているなら、ここから得られた収益は自分の力で稼いでいることになる。

同じお金であっても、この違いは大きい。

自分の力で稼いだお金は、自分が誰かに価値を提供してその対価をもらっているということだ。

こんな何でもない平凡な自分でも、その気になれば稼ぐことができるのだということが実証できた。

僕の中でこれは大きな意味を持っているし、ブログをやって良かったと思う。

クソみたいなこともネタに昇華できる

日々の生活の中で、イラっとすることや、理不尽なことはたくさんある。

でもブログを始めてからというもの、全て記事のネタとすることができるようになった。

そのおかげで、どんなクソみたいなことに巻き込まれても、「まぁ良いネタになるしいいか」と考えられるようになった。

ブログのネタはあらゆるところに転がっているというけれど、本当にその通りだということがよく分かる。

これもブログを副業でやって良かったことだ。

Webライターの仕事に活かせる

ブログは様々なスキルを求められる。

その中でも文章力は最たるものだが、このスキルをブログで身につけていくと、Webライターの仕事に大きく役立つ。

Webライターはクライアントから指示された文章を書くのでブログとはスタンスこそ違うものの、読者のために書くということは変わらない。

事実、Webライターとして活動している人の中で、ブログをやっている人は多い。

だからブログを続けてスキルを磨いていけば、Webライターとしても活躍できるようになる。

1粒で2度おいしいというやつだ。

一生やっていく気概を持つ

ブログは自分から辞めない限り、いつまでも続けることができる。

記事は増やせるし、クオリティだって上げていける。

そうして収益を増やして、副業として始めたものが本業になった人もいるくらいだ。

ただし、繰り返すがいつどのような形で結果が出るかは分からないし、そもそも結果は出ないかもしれない。

それでもブログを副業としてやるというなら、一生やっていく気概は必要だと思っている。

現に僕は3年間続けてきて、ようやく少しだけ目が出るようになったかな?というところだ。

一生なんて重いかもしれないが、これでお金を稼いでいくなら、そういう覚悟を持っておくべきではないだろうか。

いずれにしても、やると決めたならやり通さなければもったいない。